予め、階層別に社員に求める行動要件を定義できるので、採用や配置の基準がはっきりします。
あいまいだった行動目標が具体化されるので、育成のポイントが明確になり、納得の高い評価が可能になります。
研修に最も重要なのは目的設定。各階層に対して求める行動が明確なので、実施したほうがいい研修も明らかです。
就職活動の学生や各種コンサルタントによる診断に、また自己啓発や婚活などのシーンでも応用できます。
受講者の各所属長とB-CAVの結果を共有することで、若手社員のパーソナリティや価値観、モチベーションの源泉等について、人事部門と所属部門で共通言語化することができました。社員個々人の育成ポイントを明確にする際、属人的で感覚的な表現に陥らず、社内で統一され、構造化されたものにする上で非常に有効なツールであると感じています。今後はB-CAVのビジネス行動要件を等級別人材要件との関連付けを行うことで、採用や育成に活用していきたいと考えています。
導入事例をもっと見るB-CAV® test Ⅱは単純なタイプ診断ではなく、社員の行動にフォーカスし、ビジネス上必要な45の項目別に強み弱み(コンピテンシー=行動の癖)を明らかにしていきます。また社員へフィードバックすることを想定して作られているので、採用・配属時だけでなくその後の評価・育成などあらゆる場面で活用できます。
求める人物像で語られている要件と業務上の評価項目が違うといったことはよくあることです。B-CAV® test Ⅱは最初から人事制度との連動が意識されているので、採用時から日常のマネジメント、360度評価にいたるまで、同じ評価項目・同じ言葉で語ることができます。これらは社内の共通言語となり、人事の一貫性を実現します。
ビジネスの成果は、個人のパーソナリティに基づくビジネス行動の傾向にモチベーションを掛け合わせて発揮された、実際のビジネス行動によって決まります。ですので、より高い成果を出すには本人のパーソナリティとビジネス行動の傾向、そしてモチベーションを観ることが重要不可欠であり、B-CAV® test Ⅱならこれらを可視化することが可能です。
実際の職務行動を本人および周囲の評価者(上司/同僚/部下など)が観察し、
各職務行動がどれくらい発揮されているのかを多面的に確認します。
通常は上司からのみ受けるフィードバックを周囲の様々な立場の方から受け、
自己認識とのギャップを明らかにすることで、深い気付きを得ることができます。
B-CAV® test Ⅱと連動しているので、入社時に予測した強み弱みを、実際の職場での周囲からの評価として確認することができ、本人成長のための正確なアドバイスが可能となります。
45項目の職務行動の中から、御社にとって必要な職務行動を自由に選定し、階層別職種別の職務行動に対する適性や発揮度を確認することができます。
通常は複雑で運用や管理に手間のかかる多面評価ですが、webによるらくちん一括管理システムを利用することで手間を省くとともに、ローコストでの運用が可能です。